直帰

ミンユンギとごはんたべたい

みんなどう?!今日もズレてる〜?!自分と大衆のおもしろの感覚!

 

■きいろさんと初めて話しました。

 

直帰です。

 

■前々から、面白い人だなと思ってはいたけど、ものごとの説明が上手で、話すのも聞くのも上手で、ずっと話していられるタイプの人だった。

 

■自分の投げた言葉に、リアルタイムできいろさんの反応が返ってくるのが最高だった。私だけに向けられた「やめてよお」「なんでそんなことするのお」を一人占めできてよかった。私がちょっとトイレいくからと一瞬ミュートにしたとき、「えっやだやだ」「どうしようねえちょっと」「いったの?トイレいった?」「えっちょっとー」「ねえ、どうしよう、ねえ」と言ってた。マイクをミュートにしているだけだから、こっちには全然聞こえてて笑った。かわいいひとだ。トイレから戻ると、「ちょっきさんが戻ってくるまでの秒数数えてたよお」と言われた。サイコな趣味すぎる。私も今度数えてやろっと。

 

■お互いに、自分の文章の話をした。noteやブログを書いているときの心情が露わにされていく感じ、むずむずしたな~!ああそうさ、私は自分の文章が好きさ。だって可愛いんだもんあいつら!!私の思ってること全部言ってくれるし!!一言一句たがわず言い表してくれるし!!それそれ~~~ってなるじゃん??!!私が言いたかったことそれです~~~って!!!お菓子あげたくなっちゃう!!!いいこ!!

 

 

■きいろさんとは、だいぶ感覚的な話ができるから楽しい。自分のツイートに意図したのとは違う解釈のリプがついたとき「そういう意味じゃないんだけどなァ~~~」と思いつつ何と返信するか?ということが話題になった。

 

■ここで「そういう意味じゃないですよ!この意味は~」とわざわざ解説できる人がいるとしたら、相当良い人だなと思う。知らない人との齟齬にめちゃくちゃ真摯に向き合っている。コミュニケーションに手を抜かない姿勢、グレートです。良い人のメダルをあげましょう。

 

■我々のようなタマのちいせえ一般人は、違いますよって言うのもなんだか野暮だし、そもそもどう受け取るかは自由だし、、みたいなことで脳をグルグルさせながら、とりあえず無難に「返信ありがとうございます」みたいなこと言うのが関の山だ。

 

■そういう、「齟齬ってるリプに気を遣いながら返したであろうリプ」って今日もそこら中で生まれてるんだろうな。奥歯に齟齬を詰まらせたまま「共感ありがとうございます」と言うしかなかった不燃リプ。そういうのを見つけたらスクショしといて、たまったら紹介しようかみたいなことを言っちゃった。齟齬コレクション。趣味が終わっている。最悪のみうらじゅんか?親が泣くぞ。

 

■でも、私はやっぱりそういう人間の営みに愛おしさを感じてしまうんだよな~~~。どっちも悪くないじゃん。いいなあ!と思って返信をしたほうも、リプ嬉しいなあ!でも意味が違うなあ…と思いつつ返信するほうも、どっちも相手のこと考えてて可愛いじゃん。悪者がいるとしたら、それを端から見て可愛いなあとか抜かしてる奴のほうだ。さあやれ、ののしってくれ。

 

■うそ、ののしられるのマジで嫌い、紙で指をピッとやるのくらい嫌い、愛してー!!!!

 

■あと何の話をしたっけな、ああそうだ、自分と世間の感覚のズレの話だ!

 

■自分がこれ絶対ウケるなあと思ったものと、大衆の反応が必ずしも一致しないというのは、どんな創作をやる人にとってもあるあるだと思う。手間をかけたものより、サラッと出したものが突然ウケるのは往々にしてある。そこの差分が埋まりきることって一生ないんじゃないかな。全員を満足させるコンテンツなんて、どんなプロにも作れない。

 

■大衆のおもろいの感覚と、自分のおもろいの感覚をすり合わせていくことって、創作活動をやる上で必要不可欠のように思えるけど、ある程度のところまできたら(自分の感覚が大きくズレてはいないなと確信が持ててきたら)、あんまり大衆の好きなものを意識しすぎずにいたいなとも思う。

 

■「誰かから怒られるのは、その概念はまだ発生していないということ。すでに称賛されているものは、表現する必要がない。もう誰かがやってることだから」とみうらじゅんが言っていた。ああそうさ、私はみうらじゅんが好きさ。無から有を生む天才だから。

 

みうらじゅんが考案した「ゆるキャラ」という呼び方って、最初は結構な数の大人から怒られてたらしい。自治体にマスコットキャラの使用許可をとるとき、「ゆるキャラ」という言葉のニュアンスが伝わらず、「ウチのマスコットキャラクターをバカにするなんて!」とNGが出ていたそうだ。

 

■普通ならめげてしまいそうだけど、みうらじゅんはここで「しめた、怒られるってことはこれはまだ存在しない概念だ。やる意味がある」と捉えたのだ。結果「ゆるキャラ大図鑑」は大ヒット、今では自治体のほうからウチのマスコットも取り上げてくれとオファーが来るまでになった。こういう既存の壁を小さく破壊してみる行為に、私は強い憧れがある。

 

みうらじゅん安斎肇のコンビ、カッッッコ良くて好きなんだよな~~~。生まれる年代が違えばリアコになってた可能性がある。みうらじゅんについて書いたnoteがあるのだけど、永遠に下書きのまま眠っている。いつか気が向いたら出そう。

 

■きいろさんとはだいぶ近しくなれた気がする。これからもっと裸になれる気もする。今度は一緒にサウナでもいきましょ~~~ん。

 

■話してみたい人、たくさんいるな。でも行動はしない。私は腰が重い!!!自分の腰の重さを許している!!!!ご縁があればそのうち話せるはずだ!!!!!

 

 

お先に失礼します。