直帰

ミンユンギとごはんたべたい

カフェとサンドイッチと膀胱炎

 

■みんな~~~~~~~あつまって~~~~~~~~

 

■ブログがはじまるよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!

 

 

 

■直帰が

 

 

■膀胱炎に

 

 

■なったよ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!

 

 

 

直帰です。

 

 

■膀胱炎になってしまった。8年ぶり2度目の発症である。

 

■どんな病気もケガも、生活に支障が出る系のやつになると基本的にダルいのだが、膀胱炎の「だりぃ~~~~~~~~」度はかなり高い。なんせ一日中トイレに行きまくらなきゃいけない。

 

■ほんのちょっと水をのむだけですぐ尿意がやってくる。しかも出すとき痛い。女性なら膀胱炎になったことある人は多いと思うけど、あの痛みすげえイヤ~〜〜な感じしない?!なんか腹立つ痛みなんだよな。

 

■序盤はそんなに痛くなくて、お?痛くないかも?と思ったら最後らへんにギューーーーッと一気にくる、焦らされるタイプの、悪意のある痛みだ。

 

■厄介なのは、尿意のない状態から「やばい漏れる!」までのインターバルがバカほど短いことだ。

 

■ふとトイレのことが頭をよぎると、ついさっきまでなんともなかった膀胱がもう限界です!という指令を出す。その間約2秒。いやムリムリ。全然ムリ。おい膀胱おまえ、さっきまで全然大丈夫ですみたいな顔してたじゃん。3歳児でもオシッコ申告もっと早いって。言うの遅いよ!!!と叫びながら慌ててトイレに向かう私を、当の膀胱本人はおしっこコックピットから涼しい顔で眺めているのだからタチが悪い。

 

■当然その頻度でトイレに行っていればたくさん溜まることはないから、死に物狂いで便座にまたがっても実際出るのは「チョロン…チョロン…」くらいのものだ。とんだ拍子抜けである。温度差がすごい。「ジョアーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」くらい言ってくれないと割に合わない。ウルトラマンの声量で出してほしい。

 

■病院に行く時間がなかったので、とりあえず薬局に行ってボーコレンを買った。小林製薬のネーミングセンス、いつ見ても凄いなと思う。絶対頭に残っちゃうし、薬という一般人の知識のうすい分野では「なんとなく知ってる」がいかに有効に作用するかということを肌で感じた。小林製薬はテレビCMをめちゃくちゃ上手に使っているよなあ。

 

■というわけで、水とボーコレンをがぶ飲みしながら膀胱の解毒にいそしむ日々である。1週間くらいはめちゃくちゃトイレに行く人として生活しよう。

 

 

■うれしいことに今日は久々に夜まで完全オフなので、本を買いに行った。

 

■家の近所に、おじさんとお姉さんがかわりばんこで店番をしてるいい感じの本屋があって、前にそこで立ち読みをしていたときに気になった本があった。

 

■そのときは買わなかったのだけど、それから1週間くらいずっとその本のことを考えている自分がいたので、くよくよするくらいなら買ってしまおうと思い立ったのだ。

 

■今日はそれを買って、行きたかったカフェに行って、サンドイッチを食べ、アイスコーヒーを飲みながら読むのだ。完璧スケジュールすぎて鼻血が出る。

 

■なだらかな坂道をのぼって本屋の前までくると、どこからどうみても定休日だった。汗ばんだ私の上がりきったテンションと、宙ぶらりんのスケジュールだけがその場に漂った。

 

■こういうことはよくある。あわてず騒がず予定変更、駅前の大きい本屋に行こう。風情はないが品揃えはピカイチだ。

 

■駅のほうに足を向ける。ふだん電車に乗らないから、駅構内に入るのは久しぶりだ。

 

■本屋に入店するやいなや、全身の汗が瞬間冷却されていく。広くてデッカイ本屋って、どこも空調の設定16℃くらいじゃない???めちゃくちゃ8月って感じがする。夏の本屋はキンキンなのが良い。

 

■お目当ての本を見つけるより先に、すごく読みたい本に出会ってしまった。最初の本屋が定休日じゃなければ出会えなかった本なので、今日はそっちを買うことにした。

 

■両方買ってしまうこともできるけど、それはなんだか勿体ない。私は読み疲れるのが早いので、その場のテンションで読めるのはどうせ1冊までなのだ。高めのお菓子を食べるときみたいに、ちょっとずつがいい。

 

■本屋を出てカフェに向かおうとして、今の自分が膀胱炎であることを思い出した。こうなるとドツボである。おしっこコックピットからEmergency、Emergencyと緊急指令が出て赤いサイレンが回り出す。

 

■とにかくすぐ入店できるところを探してお手洗いを借りなければ。ワガママな膀胱を持つ親は苦労するのだ。近隣のカフェを調べると、良い感じのところがいくつかあったので、早足で向かった。

 

 

■日曜日ということもあってカフェはにぎわっていた。本屋の16℃の空調で体が冷えていたので、空いているテラス席をとった。自然を眺めながらゆったりできる場所だった。好きな作家のエッセイを読みながらソイラテを飲んで、かぼちゃとリコッタチーズのサンドイッチを食べた。日陰でさほど暑くもなく、長居するにはぴったりだった。

 

■こんなに幸せでいいのかしらと思ったけど、膀胱に振り回されているのだからこれくらい当然だと思い直した。エッセイ本はかなり面白かった。もっと読み進めたいけど全部読んでしまいたくないからここまで、と本を閉じた。これをやるのはかなり当たり回のときである。

 

■最後に店員さんに声をかけて常温のお水をもらい、1時間半の滞在を4粒のボーコレンでしめくくった。

 

■帰りにもっと寄り道しようかと思ったけど、夜に控える友人との食事に向けて少し安静にしておきたいと思ったので、帰宅しておとなしくブログを書いている。

 

■普段なるべく外にいたい人間なので、RPGにおけるセーブポイントのように、どこにおしっこポイントを設けるかと考えながら生活しなきゃならない。家にいる間はおしっこし放題なのでありがたい。「家にいる間はおしっこし放題なのでありがたい」って当たり前のことすぎてウケるな。

 

■膀胱炎なっちまったよ~んとTwitterに書いたら、心配のリプをいただいた。やっぱみんな一度はなってんだね。ありがとう、ありがとうね。

 

■こんなマシュマロまでもらった。

 

 

 

 

■マシュマロの伏せ字のせいで大喜利みたいになっている。想像が膨らんでしまう。

 

クランベリージュース…?なぜ…?と思って検索しようとしたら一発目に「膀胱炎」が出ていた。常識だったのか。

 

 

 

■膀胱やっちゃってるみんな、クラジュー飲んで一緒に乗りきっていこうな!!!!!!!

 


■健康なみなさんも、お気をつけあそばせ~~~~~~~~

 

■どんな状況でもおしっこ我慢しちゃだめよ~~~~~~~~~

 

 

 

お先に失礼します。